先月発売のデク君に続き、僕のヒーローアカデミアからNo.1ヒーロー、オールマイトが発売されました。
ウォーマシン以来の5つ買いですが一個で十分だと思います。
お値段税込9240円。高くなったねえ。
では、早速
パッケージ前後。デク君以上にパッケージがしっくりきています。
さすがNo.1ヒーロー
中の台紙はオール・フォー・ワン戦から。オールマイトとしての全てを出し切った戦いでしたね……。
箱のベロにも遊び心が満載。反対側のベロは買ってからのお楽しみということで。
ブリスターは2段重ね。今までとパッケージの高さは同じなのですが、高さがギリギリですね。
比較としてアイアンマンのブリスター画像を再掲。本体の上部は随分と余裕があることからオールマイトのデカさが伝わるかと。
後ほど比較画像も載せます。
全身をぐるっと。久々の筋肉モリモリ造形のアメイジングヤマグチ。
今回もノーカチカチな球体ジョイントとボールジョイントがメインになっております。
ジョイント使用箇所は僧帽筋(首)、両肩、両肘、両手首、脛(ブーツ接続部)、両足首。
僧帽筋、両肩、両肘、両足首は、片側の受けがボールジョイントになっているタイプです。
頭は鉄アレイジョイント、胴と腰はボールジョイント、股関節はボールジョイント&軸可動。つま先にも可動があります。
全体的に関節のテンションは良好でした。特にデク君では心もとなかった股関節はどれも程よい固さで安心です。
ただ、足首のボールジョイントは少し不安な緩さがありました。自立させる分には問題ないし、引っ張らなければ外れることもないのですが、動かしやす過ぎて不安、みたいな。
胴体の可動。相変わらず反るより屈みます。
横方向への捻りは軸可動のような感覚で回転します。おそらくボールジョイントが斜めに接続されているからだと思われます。
肩甲骨の可動。ボールジョイントにより前後に扇状に可動し、肩の位置を変更できます。
触るたびに思うのですがmこの可動がモネヴの頃からあったというのが驚きです……。
TRIGUN THE PLANET GUN SMOKE モネヴ・ザ・ゲイル レビュー - リボルテッカー・ブログテッカー
肩甲骨の可動で、ポージングもしなやか。(腕組みは手首パーツを外しています)
なお、注意事項としまして、買った5つとも肩甲骨が癒着?していて上手く動きませんでした(動かそうとしても反動で戻ってしまう)。
ドライヤーを当てて、胴側から肩甲骨を剥がすように動かしたら癒着が取れてスムーズに動くようになりました。
ツイッターにあげた動画を参考にしてみてください(自己責任ですよ)。
アメイジングヤマグチ(アメイジング・ヤマグチ)のオールマイト、5つとも肩甲骨の可動がギチギチで癒着気味なので注意を。本来なら動画くらいスムーズに動きます。
— 饂飩粉・ザ・プリボルテッカー (@konah_u_don) 2020年9月28日
私の場合ドライヤー当ててから、動画後半のように肩甲骨を引っぺがすようにしたら癒着が取れちゃんと動くようになりました(無論自己責任 pic.twitter.com/YKKMTIFlal
首の接続はシンプルですが、跳ねている後ろ髪が分割されています。
僧帽筋を取るとこんな風に接続されています。
ヴェノムの頃は受けがボールジョイントではなかったので、随分動かしやすくなっています。
ただ、1つだけこのボールジョイントが緩めの個体がありました。
首周りの前後可動。僧帽筋が前方向に、頭部が後ろ方向に特化した解剖学に則った可動です(実際に自分の頭を動かしてみたらわかると思います)。
僧帽筋は深めの位置で接続されているため、大胆に動かしてもアウトラインが途切れないようになっています。
こうした首と肩を近づけられる可動は、他のフィギュアでは中々お目にかかれません。
前述してますが、ブーツはジョイントで接続されています。
ウルヴァリンやウォーマシン等、多くの商品で採用されています。
可動範囲はそこまで広くありませんが、ジョイントの向きを適宜変更することで、自然な"しなり"を演出可能です。
アメイジングヤマグチの中でもかなり巨大な商品ですが、一切の妥協なく可動が仕込まれています。
脛の可動は、膝を曲げた時も伸ばした時も設置性に一役買ってくれます。
主なオプションパーツの紹介。
手首はデフォルトの握り手のほかに、開き手、グワッとした手、No.1手、ピースサイン、手刀、サムズアップが付属。
なお、サムズアップのみ左手のみとなりますのでご注意を。
交換用頭部はデフォルトの笑顔と汗マーク差分、食いしばり顔と吐血差分となります。
交換可能な目線差分は、頭部にくっついているものと合わせると計6種類あります。
それぞれ瞳孔なし、正面、斜め方向4種となります。
そしてエフェクトパーツ接続用ジョイントが5つと、その延長パーツが1つ。こちらはエフェクトパーツと合わせて後述します。
他にはいつものスタンドパーツ一式と、オノマトペエフェクトとそれ用の支柱が付属。デク君のようにスタンドパーツが2つ、というわけではないです(こちらも後述)。
そしてデク君にも付属した眼球可動用のピック。これ本来は必要ないのですが、
フェイスのみ。汗マーク差分と吐血差分は、造形自体は共通となります。
エラー品か!? と思った時は汗や血を目印にしてみてください。
目線一覧。並ぶとちょっと怖い。
なお、目線の交換にはピックを使うと取り外しがしやすくなります。
ツイッターに画像をまとめてますのでそちらを参考にしてみてください(相変わらず自己責任でオナシャス)
アメイジングヤマグチ オールマイトのオプションアイ交換方法
— 饂飩粉・ザ・プリボルテッカー (@konah_u_don) 2020年9月29日
オプションアイの出っ張り部分に付属のピックを引っかけると楽チン(勿論3枚目のようにパーツが飛ばないようにしながら)
ちなみにオプションアイは全6種(斜め方向目線4種と正面、瞳孔なし)なので5つでも足りないぜ………… pic.twitter.com/GmmmGeDj5B
オノマトペエフェクトと専用支柱パーツ。
エフェクトはデク君のものより強そうなフォントに。
専用支柱はスタンドのベースにブッ刺すシンプルなものに。通常のスタンドパーツと比較すると取り回しづらいですが、特に気になるほどではありません。
ただスタンドとの接続は直挿しなので、破損だけは気をつけたいですね。
衝撃波的なエフェクトパーツは同じ造形のパーツが3つで1組になる仕様です(写真では2組ですが、1商品に付き1組のみ付属しています)。
パーツ同士を接続している箇所は片側が接着されているため、円形にしか組み合わせることはできません。なので5つも買う必要はありません。
エフェクトはこのように接続します。
エフェクトを3つ繋げると、ジョイントによっては支えきれないことも……。
接続穴はかかとにもありますが、こちらはだいぶ緩めでした。肘に刺さってもかかとはユルユルみたいな。
ジョイントは幸い5つあるので、一番太いものを吟味する必要があるかと思われます。
足元に置くだけでも雰囲気が出ます。
こういうプレイバリューの高さが、リボルテックの頃から魅力ですね。
大きさ比較。デク君より頭2つ分くらい大きいです。ジャンプ・コミックスよりもデカい。
当時最大ボリュームだったヴェノムと比較してもちょっと大きいくらい。
彼に脳無役を任せるのは難しそうですね……。
以下、適当に遊びます。
圧倒的な可動によってここまで丸くなれます。
巨大ロボ風飛行。原作にはございません。
振りかぶってからのSMASH!!
こういうポーズにキチンと力が入ってる感を出せるのがアメイジングヤマグチですね。
構え。陰影を強調すると映えるご尊顔。
スーパーヒーロー着地。ちなみにこれ以上に深く膝を曲げての着地もできます。
ラリアットか、居合斬りボンバーかは世代によりけり。
天空×字拳かクロスチョップかは世代に以下略
ジョイントの軸径は共通なので、こんなこともできますが、全然似合いません。
デク君と。肩に手を置くというか、もう鷲掴みの域。
ゴニョゴニョ。
ぜんぜん動いてないぞー
並び立つHERO
やはり揃うと良いですね……ちゃんと共闘したのはアニメ劇場版くらいですが。(原作18巻までしか読めてませんごめんなさい)
良い……。語彙を失うほどウットリします。
デク君からわずか1ヶ月でこうして並べて遊べるというのが最高ですね。
ちなみにオールマイトの重量ではスタンドの支柱が支えきれないことがあるので、支柱のネジを締め直す用のドライバーがあると良いと思います。
マジで重いですオールマイト。合金使ってるのかっていう程よいズッシリ感があります。
値段も納得せざるを得ないボリュームと、アメイジングヤマグチに相応しい可動&プレイバリューで大満足です。
関節の緩さもデク君と比較するとかなり良くなっており、存分に動かして遊べます。
デク君との体格差もバッチリで、このスケール感で脳無のような巨大フィギュアが欲しくなりますね。
脳無だけでなく、この調子で他のキャラクターも出て欲しい限りです。エフェクト盛り盛りの爆豪君や轟君、印象的なヴィランのステイン、飯田君も良さそう。
再来月にはこれまた大ボリュームのケーブルが控えています。あまりにも金がないので買えても2個が限界かもしれません……。
また、冬のワンフェスも開催予定とのこと。仮に実施したとしても、試遊スペースは絶対にないだろうなあ。