日本の漫画原作キャラとしては初のアメイジング・ヤマグチからの立体化です。
原作は少年ジャンプで連載中の「僕のヒーローアカデミア」その主人公であるデク君こと緑谷出久が遂に発売。
ワンフェスでのアナウンス当初は6月発売予定だった気がするので、とうとう来たかという感じです。
お値段は税込8250円。
では、早速
ざっくり全身。今回はほぼスマホ撮りです。
ジョイントは全てノーカチカチ。首の付け根、両肩、両肘、両手首、両膝、両足首の計11箇所に使用。
頭は鉄アレイ型ジョイントで、胴は胸と腰がそれぞれボールジョイント。股関節はアメイジング・ヤマグチお馴染みのボールジョイント&軸可動です。
首周りのマスクは首の後ろで接続されているます。ボールジョイント風なので干渉の妨げにはなりにくい設計。
頭の鉄アレイ型ジョイントはこのように首の向きに対して垂直に仕込まれています。
ハーレイ・クイン辺りから大体こんな感じですね。
マスクを外すと途端に人間離れした造形が露に。
この大胆な分割こそが、他の追随を許さない唯一無二の可動を生み出す山口勝久原型の醍醐味ですよね。
頭の鉄アレイ型ジョイントをまっすぐに伸ばすとこんな感じに。
おかげで後ほど掲載するポージングに首の可動が追いついてくれます。
先に出すべきだったパッケージとその中身です。
なんと台座が2つも付属。左下のオノマトペシート用ですね。
ワン・フォー・オール・フルカウルのエフェクトは小さいものが色違い&左右対称で計4つ、大きいものが左右対称で計8つ付属しています。
右下の肌色のピックは本来眼球可動ギミック用に使うものなのですが、恐らく眼球交換の際に取り外しをスムーズに行うために付属しているものかと思われます。
中の台紙はデク君のアップ。いい表情。
胴体の可動範囲。ヤマグチ可動は反るよりも屈む方が得意。私としてもこちらの方が嬉しいですね。
ボールジョイント接続なので、側面への捻りもご覧の通りです。
股関節の可動範囲。開脚や膝立ちも楽々。足首はブーツが分割されているので接地性も良好。つま先も可動します。
ただ、個体差として股関節のボールジョイントや軸可動が緩いものがありました。今までのシリーズではしっかりしてることが多かったので、ちょっと残念。
肩のジョイントは胴の内側に仕込まれており、白いパーツが噛まされています。
ジョイントの可動で肩の上下を、胴側に挿した軸の回転で前後の可動をまかなっています(画像参照)
恒例の肉のカーテン。
交換用フェイスは通常顔に加えてちょっと気の抜けた笑顔と食いしばり顔が付属。
眼球は可動ギミックではなく目線違いのものを交換するキン肉マンシステム。
交換用の眼球は通常顔&笑顔と食いしばり顔で形状が違いますが、目線の方向は充実しております。
また、オタクモード用の眼球も付属。
その他オプションパーツとして「将来の為のヒーロー分析ノート」と「ペン」そしてそれに応じた持ち手が付属しています。
ノートの中身はシンリンカムイの分析が。ギリギリ読めなくもないかもしれない。そしてこれにも塗装スレがあったりなかったり。
オールマイトは来月なので、キャプテン・アメリカに来てもらいました。
折角なのでスケール比較。デク君、頭一つ分小さいです。
フルカウルエフェクトは、全身の各所に設けられたダボ穴に接続する方式。
残念ながら軸径は4mmジョイントのものより太めなので、流用するのは難しいかも知れません(試してない
ダボ穴の箇所はマスクのフード裏側、握り手、二の腕、脹脛、足裏に付いています。
エフェクトの付属数は合計12なので、正直なところ1つ買えば十分です。
言い忘れてましたが、腰の左右に付いてるポケットは、このように接続されているので干渉の妨げにはなりません。
以下、適当に遊びます。
これも言い忘れてましたが、デラウェアスマッシュ用のデコピン手も付属しています。
クルッ
本記事TOP画像直前の溜め、的な。
エフェクトの造形もトゲトゲしくて映えますね。
多分デトロイトスマッシュ的な何か。
オノマトペシートは台座アームに専用の保持パーツを取り付けて固定できます。
これも雰囲気が出て楽しいですね。台座も2つあるから1個買えば再現できますし。
フルカウルエフェクトは僅かに弾性があるので、体の各所に引っ掛けてさらにマシマシ気味に盛れます。カッケェ......
というわけで、以上アメイジング・ヤマグチ 緑谷出久のレビューでした。
豊富なオプションパーツを余すことなく使い倒せる文句無しのプレイバリューです。
ちょっと股関節が緩い個体が混じってそうな気配があるのが心残りですが、原作を知らない方でもよく動くアクションフィギュアとしてオススメできます。
来月はオールマイトが控えていますが、このまま他のヒーローやヴィランも出して欲しいですね。ステイン欲しいなあ......
この間にもウォーマシンやワンダーウーマンも出ているんですけど、中々ブログで記事にまとめる時間が取れませんでした。
今回は買った勢いでそのまま書いておりますが、毎回これくらいの気力を出していきたいですね。
今年の夏はWFもなくてちょっぴり寂しかったりもしましたが、このフィギュアのおかげで元気でました。