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アメイジング・ヤマグチ 025 デッドプール Ver.2.0 レビュー

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アメイジング・ヤマグチ デッドプール Ver.2.0のレビューです。

アメイジング・ヤマグチの記念すべき1作目としてリリースされたマーベルコミックの人気キャラクターであるデッドプールが完全新規造形でアメイジングヤマグチに再び登場しました。

発売日は2月末予定が1週間くらいずれて3/5に。

 

希望小売価格は税込10,230円。高ァッ!

 

前作のアーカムナイトから遂に1万の壁を超えてしまいましたね。

 

では、早速

 

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まずはブリスター

写真は同時発売したカラバリのX-FORCEバージョンですが色以外の付属品一式は共通です。

武器や表情パーツは1作目のデッドプール(以下、旧版)と比較して大幅にボリュームアップしてます。

 

パッケージ?

撮り損ねました。


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こちらは海洋堂直営店であるホビーロビーや海洋堂オンラインストア、または販売元のケンエレファントオンラインストアで予約する付いてくる爆弾パーツ。

デッドプールのマーク入りでボンバーマンっぽいコミカルな造形です。

今からホビーロビー等で購入すると貰えるのかどうかは不明です。


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全身をぐるっと。

ジョイントパーツ以外は艶消しでマットな仕上がりになっています。

全体的な品質として本体の塗装精度は高めですが、オプションパーツは塗装のハネがチラホラ。一個ひどい手首パーツがあったなあ。

あと膝はどれも少し緩めです。保持できないわけじゃないですが、もう少しキツくても良かったと思います。


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上半身の可動をざっくりと。

横方向はそんなでもないですが、前屈は他の追随を許しません。

逆に反るのはすっごく苦手のいつものアメイジングヤマグチスタイルです。

 

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下半身可動。

1枚目が

左:股関節のボールジョイントだけ限界まで開脚させた状態。

右:腿を限界まで上げ、さらに脛の可動を限界まで下方向に動かした状態。

 

2枚目が

左:1枚目の写真から太ももの軸可動でさらに開脚させた状態。

右:1枚目の写真から脛の可動を限界まで上方向に動かした状態。

 

となります。

まあよく動くってことです。

 

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肩甲骨の可動。

ちょうどショルダーホルスターのところで分割されていて目立ちませんがしっかり前後に可動します。

 


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アーカムナイト以降、リボルテックヤマグチではよく見かけた二の腕ロール軸が復活しました。

肩甲骨可動も組み合わせるとアーカムナイトよりよく動きます。


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オプションフェイスはデフォルトと合わせて系4種。

それぞれ口元に表情が付いています。

ちなみに頭部の交換はドライヤー必須です。めっちゃ付け替えが面倒。


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これらに加えて、目のパーツはさらに2種付属。

専用のピンを用いてそれぞれのフェイスパーツに取り付けることができます。紛失注意。

 

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今回動かす際の注意点として、ベルトパーツの内側に隠れる腰部パーツが股関節パーツと干渉しやすくなってます。

アーカムナイトではベルトパーツの表面積が大きく、その分腰部のパーツが短かったのですが、今回のデッドプールは腿を上げようとする際にこの腰部パーツの出っ張りに引っ掛かってしまう場合がございます。

無理に動かさずに、一度腰を反らしてから腿をあげるようにしましょう。

 

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武器紹介。まずは日本刀。

背中にマウントでから鞘パーツに納刀することが可能です。

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さてここでも一点注意。

付属品である鞘パーツですが、鞘接続パーツに鞘を交差させてマウントさせようとすると軸が短すぎて1枚目のように無理やり接続する羽目になってしまいます。

これは絶対に設計ミスな気がしますが、そもそも出っぱった方の軸穴は鞘の軸に比べて緩いので、仕様の可能性もあります……そのせいで少しの衝撃でポロッと取れてしまうのでかなりストレス。

 

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気になるようならこの形で接着するのもいいと思います。私は接着しました。

六角形になってる鞘接続パーツの長辺のラインに沿って固定するといい感じ、だと思います。

ちなみに鞘接続パーツと本体との接続には問題ありません。


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鞘の接着をするとだいぶストレス軽減。なんだこの仕様。

 

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ナイフは2種類付属。

小さい方は専用のホルスター付きで、本体に設けられた各ハードポイントにマウントできます。

 

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まあまあ色んな事情があって銃はSFチックなおもちゃ銃が付属。

原作は詳しくないのですが登場しているらしい?

 

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さて、海洋堂の公式アカウントからもツイートがございましたが、こちらの銃はホルスターに取り付ける用の小さめのデザインのものも付属。

しかしホルスターはどちらも同じ向きなので……


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左右の同じ場所にマウントするとこんな感じに。


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なので片方はショルダーホルスターにつけるとしっくり来ます。

どうにかして左右対象のパーツにできなかったのか……

 

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某ヒーリングファクター持ちのヒーローを彷彿とさせる釵(サイ)も付属しています。

なんと通常の持ち手の他、専用持ち手も付属。

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これで主役の座はいただきだ!

 

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スマホも専用の持ち手でホールド可能です。


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カバー側にはデッドプールのマークが。画面には誰かとのチャットのやり取りのようなものが。

デッドプールに返信してくれる心の優しいヒーローは一体誰なんでしょう?

 

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爆弾は手のひらにピンで固定できます。

ダイナマイトは持ち手で保持可能。

 

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シュートォッッッッ

 

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旧版との比較画像も。

全体的なディテールや筋肉の造形の進化を感じられます。コスチュームのシワの表現なんかは特に顕著。

特に肩や首は可動域や動かした時のプロポーションの自然さが違います。

旧版から抜け落ちてしまった要素としては鞘パーツに付いていたマークと……

 

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これなあ、うん…………

あと、いわゆる普通の開き手が付属していません(比較写真1枚目の旧版の右手のようなもの)。

なので基本なにかを持たせるかグーパン、になります。これもなあ……なんで付属しなかったんでしょう。

 

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ケーブルと。体格差もいい感じです。

 

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アーカムナイトと。

特に意味はありません。お互いよく動きますね。

 

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釵の専用持ち手はすごくドラゴンボールっぽいです。

てか悟空の構え再現できるのすげぇな…………

 

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以上、アメイジングヤマグチ デッドプール2.0のレビューでした。

旧版と比較して5年間での進化を感じられる造形とプレイバリューとなっております。

ですが、鞘接続パーツの仕様?や腰パーツの干渉などの細かい粗が目立ってしまっています。

値段も1万円を越えているので、この辺りの品質はもっとしっかりして欲しいところ。

動かしていて楽しいキャラクターなので、交換用の頭部や手首はもっと付け替えしやすくして欲しかったです。まあ、パーツのポロリとトレードオフみたいなところはあるんでしょうが。

でも鞘はなんとかしてくれー!

 

さて、今月末に轟君は発売するのでしょうか。