2023/07/30開催のワンダーフェスティバル2023夏のレポート記事です。
例によってリボルテック関連のみの情報をお届けします。
前提として、今年の展示は例年より少なめです。
というのもホークスまではアメイジング・ヤマグチに関与していたケンエレファントの出展がなくなり、実質ブースの広さが半減しています。
そしてマイキー以降のアメイジング・ヤマグチにケンエレファントは絡んでいません。
また、ユニオンクリエイティブが絡んでいるエヴァンゲリオン関連のリボルテックも新作はありません。
リボルテックブランドへの統合にはそういう事情もあるため、こうしたイベントの際は規模が縮小してしまったかのような印象を受けてしまいます。
世知辛い話ですね。おかげでケンエレファントのブースが毎回催していたカプセルくじもありませんでした(代わりにやってた海洋堂のものはショボい)。
では、展示を見ていきましょう。
まずはアメイジング・ヤマグチよりイレイザーこと相澤先生が原型初公開です。
発売時期は未定ですが、彩色済みですし来年には発売されそう。
コスチュームは全身真っ黒ですが、シワのディテールはあります。
写真だとめちゃくちゃのっぺりしちゃってますが……
操縛布はいい感じの分割で首に巻かれています。伸びた部分は小さなジョイントで接続されていますが、どのような仕様でプレイバリューを生むか楽しみですね。
真上から。操縛布の分割が工夫されているのがわかります。
残念ながらゴーグルをかけた状態での展示だったためご尊顔は確認不可能。ドライアイの再現がどのようになっているかはまだわかりません。
明るめに取るとシワの再現や関節の分割が少しわかりやすいですね。
膝の分割はジョイントではなく軸関節です。
轟くんや今年発売の切島くんはジョイント分割のせいでちょっと悪目立ちしてたのでこれは嬉しいかも。
今回は原型展示以外はなく、原型なしの告知等もありませんでした。
ヒロアカが今後も続いていくのかはまだわからないですね。
なお以前告知のあったとある科学の超電磁砲についても続報はありませんでした。なんかあってくれ。
続いて展示のアナウンスがあったソー。
布製マントを引っさげて遂に発売。
会場ではBIG3と展示されていました。キャプテン・アメリカの発売から5年以上経ってようやくこの3人が揃うのか……
二の腕ロール可動、肩甲骨可動、布製マント、素材感を高める緻密なディテールといった直近のアメイジング・ヤマグチのトレンド全部盛り。
全身を覆う鎧も質感ごとに異なるディテールで表現されています。
メットはクラシックなイメージですが詳しいことはわかりません。
髪の毛はメットの一部と一体成形の分割の模様。
今のところオプションらしいオプションはムジョルニアのみ。なんかエフェクトとか欲しいですね。
フラッシュのスピードフォースエフェクトが流用できるか……?
布製マントは体の前面から肩を覆って後ろに伸びています。取り外すのは難しそう。
もう最近はやってませんが、眼球可動もなさそうです。スーパーマンみたいなのは勘弁して欲しいですが果たして
早く遊びたいなあ。
背面から。
マントはムーンナイト同様かなりボリューミーですが、縫い目というか縁取りの安っぽさはスーパーマンとさして変わらず……。
この写真を撮った意味を思い出せませんが、多分腰のパーツの接続位置を確かめたかったんだと思います。
隣にアーカムナイトも展示されてますが再販するわけではなさそう。なんでやねん。
アーカムナイトはかなり早期に売り切れた印象なので、バットマン関連はゲーム版デザインの立体化が続くのでしょうか。
全身。下半身のボリュームがすごい。膝もジョイント可動なので構造はハーレイに近そうですね。
確定してるオプションは鞭。流石にこの造形のものだけが付属ということはないでしょう。多分。
上から。他意はありません。
アーカムナイトも再販しようよ……
ご尊顔。こちらは眼球可動がありそう?
ちゃんと可愛らしいと思います。どことなくブキヤの美少女シリーズを彷彿とさせる雰囲気があります。
ゲーム版では見られるのかわかりませんが、髪の毛が露わになったバージョンの頭部も欲しいですね。
鞭以外にキャットウーマンって何使うんだ?
不死鳥のような復活を遂げたモンハンリボからルナガロシリーズ。
サンブレイクやってないので何もわかりません。
躍動感あふれるポージング。
手甲のようにしか見えませんが、これが武器であってますよね?
舐めるように。基本入場即海洋堂ブースに来て撮ってます。人が少なくていい。
爽やかなカラーリングですね。ブルーハワイのかき氷みたい。
膝はジョイント2つ使ってます。
最近はエヴァシリーズくらいでしか見なかったやつですが、造形との兼ね合いでしょうか。
こちらは2024年2月頃発売予定のメルゼ装備。
値段が17600円という強気過ぎる価格。ルナガロ装備も同じくらいかな……。
大剣装備での展示でしたが、weiboで公開されてた画像では片手剣も付属する模様です。
こちらは直営店限定特典の肉と団子。これなら量販店で買ってもいいかな……。
大剣のデザインはかなりかっこいい。しかし値段がなあ……他の展示されてたアメイジング・ヤマグチはもう少し抑えた値段だと信じたいです。
ボディラインを損なうことなく大剣を構えられているので、可動は心配ないでしょう。
年末発売予定の遊城十代。
クオリティ、本当に大丈夫でしょうか。
直営店限定のDX版にはウインクしたハネクリボー(見切れてる)と本編後半のオッドアイ状態を再現できるフェイスパーツが付属。
股関節の構造はフィギュアーツのようになっています。膝は100度くらいは曲がってるか?
腰の関節はもしかしたら軸可動かもしれませんね。
見切れてないウインクハネクリボーいました。
可動式の決闘盤は結構出来が良さそうです。
こちらはモンスターコレクション。
本編ではカードの精霊として登場していたモンスターがメインに立体化されています。
ダンデライオンの精霊が本編に出てたかは思い出せない。
ネオスペーシアンからはOCGでも一時期猛威を振るったグランモールが選ばれました。多分等身が低いから選ばれたんだと思います。
おじゃまイエロー、アームドドラゴン、ルビーカーバンクルがいるってことは、他のデュエリストも期待していいのでしょうか?
しかし肝心の十代の出来は正直期待できないのでどうなることやら……できれば続いて欲しいですけどね。
こちらは11月予定の切島鋭児郎くん。
通常時と個性解放時の2パターンで展示。
あ!ピント合ってない!
腰や肩の辺りの分割線から察するに、前後モナカ構造でパカっと交換する仕様のように見受けられます。
まあポロリしなけりゃなんでもいいや。
個性解放時の背面。立体的でスミ入れもされており迫力があります。
何枚背中から撮ってんだろ。
腰の布は背面で接続されてます。
歯車のようなパーツは腕側に接続されていますね。
腰の分割線がハッキリとわかる1枚。
マスク越しの顔も凛々しい!
さて、今回の展示で1番の問題時、リボルテック カレーメシくん。
ワンフェスとカレーメシは去年あたりからやけに親しくしており、会場では無料配布のカレーメシにいつも行列ができています。
SNSで
海洋堂の公式SNSとカレーメシくんのアカウントによる意味深なやり取り——正確には今回のサプライズ的な発表に合わせて逆算されたコントから爆誕したコラボレーション。
股関節の構造は不明ですが、肩肘膝足首はジョイントによる可動と思われます。
実際のカレーメシくんより随分肩幅が広く見えるのは、実際のカレーメシくんの(中の人の)肩は本体に埋まってしまっているからと思われます。
カレーメシくんは着ぐるみやデザインによっては本体(米の部分)から直接両足が生えてることもあるのですが、今回は股関節が米から生えてるデザインで立体化されています。
まあアクションフィギュアにするならその方が都合がいいと思います(そもそもカレーメシくんがアクションフィギュアに向いているかという点は別にして)。
カレーメシくんのオプションはカレーメシとスプーンのようです。カレーメシくんがカレーメシ食べる絵面、うさぎのミッフィーが動物園に行くかのような倒錯した雰囲気がありますがミッフィーも実際動物園に行っているのであまり深く考えないようにします。
……しかしながらこの手のフィギュアはもっと低価格帯のものでも十分な気がします。
価格も発売時期も未定ですが、昨今の価格帯と同程度で発売されても買う人そんなにいないんじゃないでしょうか。
…………まあそれがリボルテックなら、私は買うしかないのですが。
以上、ワンダーフェスティバル2023夏のリボルテックレポートでした。
今回は展示スペースの都合もあってか、東リべやフラッシュ、ムーンナイトといった既存の発売予定ラインナップの展示がなく、パネルや文字情報のみの告知もありませんでしたので個人的には寂しかったです。
とある科学の超電磁砲の続報とかもなければ、アッセンブルボーグは影も形もありませんでした。
前回はあったはずのリボジオのザリガニやタケヤ式自在置物も鳴りを潜めてしまっていました。
以前は物販とかでお買い求めやすい価格でアッセンブルボーグ売ってくれたりしたんですけどね……。
海洋堂はソフビやプラモも展開していますので、リボルテックが全てではないとわかっているんですが、展示くらいしてほしいですねえ。
肉眼で発売前の商品を眺めることができる数少ないイベントなので……。