アメイジングヤマグチ、マグニートーのサンプル試遊レビューです。
先日のワンダーフェスティバル2017夏の海洋堂とケンエレファントのブースに合ったサンプルを遊び倒してきました。
マグニートーは11月発売予定で、今月中には予約開始とのこと。値段はワンフェスでの反応次第とも仰っていました。
では、早速
この圧倒的存在感。
他のシリーズと比較するのも忘れてしまうくらいのインパクトです(本当すいません)。
実写版のマグニートーはイアン・マッケランやミヒャエル・ファスベンダーが演じていて、どちらかというとシュッとした印象が強いのですが、コミックではご覧のマッスルっぷり。
磁界王の名にふさわしい貫禄が見た目が迸っています。
ご尊顔。ハードボイルドな雰囲気漂うイケオジフェイス。
色がグレー単色ということもあり、彫刻のようにも見えますね。
なんかこのカラーリングの商品が欲しくなってしまいます。
今回のマグニートーの目玉その1、ジョイントにより分割された大型マント。
写真のように、5つのパーツが組み合わさって3つの軸穴に刺さっています。
このマントのパーツもおそらくPVCの成形になるので非常に重量があり、サンプルではジョイントの軸では支えきれないこともしばしば。
試遊スペースにいたスタッフの方が「製品版ではギチギチにします!」と仰っていたので期待しましょう。
ちなみに、マントの付け根?である肩のパーツは独立可動する仕様で、干渉を逃すことができます。
もう2つ余分に軸穴が空いているということは、つまり2つ以上買うとマントのボリュームをさらにアップさせることができそうな感じですね。
とりあえず5つ予約かな………………
マグニートーの目玉その2、磁石内臓のエフェクトパーツ。
写真のように、クリップをわーってくっつけて磁界王らしい遊びができます。
2つ付属するエフェクトですが、サンプルでは片方の磁力が弱まっていました。ファイナル・ディシジョンのラストかな?
こちらも製品版では「バカみたいに強い磁力にします」と仰っていたので期待しましょう!
みてください、この、圧倒的な圧倒感。
これですよ、これこそ俺が求めていたマグニートーですよ。
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
遊んでいて楽しいのはやはりジョイント可動のマントです。
ハッタリの効いた造形と大胆な分割による可動が、コミックやアニメのような演出を完全再現。
腕の動きに追従させたり、着地の反動でブワッと舞い上がらせたり、とにかく動かしていて楽しい。
アクションフィギュアかくあるべしとでも言いましょうか。もうベタ褒めしかできません………
気になる点をあげるとすれば、マントがついてる分ヴェノム同様上半身が重たいので胴体のジョイント軸がそれを支えられるかが心配ですね。
遊んでいる最中、ちょくちょく体が重力に負けて捻れてしまうことがありました。
あとはこれもマントの弊害と言いますか、スタンドなしでの自立はかなりバランスを取らないと難しそうです。
今回の写真でもちょくちょくノーチラス号を支柱代わりにしているのがお分りいただけるかと思います。
まあマントが良ければ全て良しなんですけど。
ちなみに股関節はボールジョイントではなくモノシャフトドライブです。
かつてリボルテックよりも大きいサイズのフィギュアで一世を風靡したヤマグチ式関節。
リボサイズになるとどうしても軸が小さくなってしまい、個体差ではありますがユルユルな関節になってしまっているものも多かったのですが、リボルテックが大型化の一途を辿ったおかげか、今再びモノシャフトドライブの波が来ています。
そして膝が珍しくリボルバージョイントです。膝にアーマーがついてるからでしょうか。
今回あまり可動範囲については言及していないのですが、ヤマグチ可動は健在です。
めっちゃ動きます。でもマントに夢中でそればっかり遊んでました。すいません。
次回はハンター女剣士キリン装備のレビューの予定です。
この子たちもすごく出来がいいので、早く紹介したい……!